空き家の注意点

空き家を活用するに際して、確認・注意すべき点を説明します。

1、耐久性、構造の確認

建物は空き家にして、換気もしない状態が長く続くと湿気が室内にこもり、カビの繁殖が進みます。又白蟻も発生しやすくなり、土台や柱がぼろぼろになってしまうこともあります。場合によっては基礎まで白蟻が繁殖することもあります。そうなると建物の耐久性に問題が生じます。

又、構造に関しては昭和56年5月31日までに建築確認を受けた建物は旧耐震基準の建物です。これは震度5程度の地震まで何とか耐えるられる構造です。それ以上の地震になると倒壊の恐れがあります。昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた建物は新耐震基準の建物と言われ、震度6強に地震にも耐えうる構造基準です。耐震補強工事については各自治体が補助金を出しているケースが多いです。利用できる補助金の活用も検討されてはいかがでしょうか。

2、設備関係の確認

給排水管などの配管関係は使用しないと腐朽していきます。そのため定期的な通水が重要になってきます。ほとんど何も管理されてなかった建物であれば、排水の状態をチェックしてください。水漏れを起こしている可能性があります。リフォームを行うようであれば配管の交換が必要になります。その他給湯器などの設備関係もしばらく動かしていないようでしたら、動作チェックが必要になります。

3、権利関係の確認

空き家の場合、相続などで所有者が複数になっている場合があります。この場合でも複数の所有者が互いにその連絡先を知っていれば何とかなりますが、多くの場合そうではなくなります。そのため、いざ空き家を活用したり売却したりしようとしても共有者と連絡がとれずその手続きができないケースもあります。

又昔からある家などであれば、隣地との境界がわからなくなっている場合もあります。不動産を活用、売却しようするときは、境界が明確であることは必須条件です。この場合は通常、土地家屋調査士などの専門家に依頼します。

相続が発生してそのまま相続登記をしないまま置いてあるケースも見受けられます。この状態では活用するにも売却するにも時間がかかり、いざというときに非常に困ったことになります。相続登記は何かする場合は必ずしなければなりませんので、早めに準備されることをおすすめします。こちらは提携の司法書士と連携して行います。

その他土地、建物には複雑な権利があったりします、気になることがございましたらお知らせください。

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